前売券販売時の体験談その2
前売券を購入されるお客様は、
前売券=安く映画を観れる!の知識のみで来られる方が意外と多い。
どんなお客様が来られるか・・・
〇子供に前売券を購入してきてほしいと頼まれた母親or父親(たまに祖父母)
〇基本鑑賞料金がシニア料金の方
〇小人券がない映画の前売券を買いに来る小中学生。
映画館で働いているとあたりまえの情報でも、
知らないお客様が意外と多く、スタッフの説明不足で、
基本鑑賞料金より高い前売券をお客様は購入することになってしまう。
お客様に「〇〇の前売券を1枚」と言われた種類の前売券を販売しようとし、
前売券を目の前に準備し、販売しようとしたら・・・
「小人券が欲しいんだけど、それ?」と聞かれ、
シマッタ!!と慌てて、「失礼しました!、〇〇の前売券は一般券のみ・・・」と説明。
失敗談ではあるが、かろうじて高い前売券を販売しなくて済んだ。
このコトがあってから、前売券を販売するときは、
まず前売券の種類を言ってから、どちらをお求めですか~と言うようにしてから、
販売をするようにしていた。
他にも、コレは他のスタッフの話だけど、
中学生に一般券を販売してしまい、保護者からクレームの電話があり、
社員に怒られれ、失敗談として、朝礼で言われて会社中に広まったコトとかがある・・・
※ちなみにこの時販売したのは「嵐」のメンバーが出演している作品で、
特典付きの前売券を求められて、中学生とか考えずに普通に販売してしまったとのこと。
前にも書いたけど、スタッフは本当に必死!
失敗をして、それがクレームだったり、社員にとっては大ごとだと思われると、
怒られ、始末書を書き、全てのスタッフに失敗談として知れわたる。
それが怖いから、
なんとか自分で対処できることはなんとかしようと、
スタッフは何かあるとまず「すみません」「申し訳ありません」などと、言う・・・。
とにかく、映画館では正確な説明が大事!
説明不足だったり、説明をはぶいたら、そのまま映画鑑賞料金にかかわってくるから!